牡蠣入レ時(品川 港南口)
成長しつづける牡蠣マーケット!
ここ5年ほどで、牡蠣(かき)マーケットは2倍以上の拡大し、今もなお成長している市場だといわれています。
牡蠣(かき)ブーム背景には、2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた沿岸部の復興支援の意味合いがあったと言われています。NHK連続ドラマ小説「あまちゃん」の影響も牡蠣ブームを後押になっていたことは言うまでもありません。
しかし、実際のところ市場の6割は広島産の牡蠣が流通しているというのが現実のようです。
今までは、牡蠣(かき)の生産地の名物だった「かき小屋」ですが、今では東京都内のいたるところで見かけるようになりました。
BBQスタイルで牡蠣が味わえる「かき小屋」は、簡易設備で提供できるため、高額な設備投資が必要ありません。そういった理由から、駐車場や工事予定地などの空きスペースを使って期間限定で出店する業態が増えました。
牡蠣が食べられるのは「R」の付く月だけ??
牡蠣(かき)好きの方は、ご存じだという方も多いと思いますが、牡蠣は「R」の付く月にしか食べない方がよいと言われていました。
Rの付く月というのはSeptember、October、December、January、February、March、April つまり、9月から4月までは美味しく食べられるということです。
理由としては「毒がある」とか「当たりやすくなる」とか言われていますが、実際のところは、水温が上がると牡蠣は産卵期を迎えるるため、身細りしてしまい美味しくなくなるからです。
養殖技術の発達で1年中牡蠣の入手が可能に!
今では、養殖技術も発達し1年中食べられる品種も登場しています。そのことから、期間限定でなくとも1年中、牡蠣の入手が可能なため「牡蠣(かき)専門店」をコンセプトにした業態が現れた背景だと考えます。
今回は、牡蠣(かき)専門店の中でも「牡蠣×割烹×バル」という差別化でメディアでも話題になっている「牡蠣入レ時」の品川店に行ってきました。
「牡蠣×割烹×バル」という差別化!
「牡蠣入レ時 品川店」は港南口より2分のとこにあります。居酒屋やバーが入っている商業ビルの9階にお店はあります。
特に目立った看板は見当たりませんでした、お店に入るにはエレベーターに乗らなければならないのですが、このエレベーターも少し狭いため1階のエレベーター乗り場の前は混み合っていました。
9階につくと薄暗い暖色系のライティングをされた雰囲気のよいお店につきました。
「牡蠣(かき)専門店」というと「オイスターバー」というイメージですが「牡蠣入レ時」のコンセプトは「牡蠣×割烹×バル」といった新しいジャンルを作り出しています。
オイスターバーのような気取った感じではなく「和」を感じながら、オシャレなお酒を片手に牡蠣が味わえるお店です。
定番の「生牡蠣」「焼き牡蠣」もよいですが、だしの効いた「蒸し牡蠣」がまたうまい!
蒸すことで甘味が増して、だしとのコンビネーションで、さらにクリーミーな味わいに変化します。「蒸し牡蠣」は、まさに割烹バルにふさわしい「和」を感じる牡蠣の食べ方です。
牡蠣はどんな食べ方が好きですか?
個人的には、たんぜんカキフライです!これさえあれば、十分です!
牡蠣(かき)以外の料理も、もちろんあります。今回はコース料理のラインナップです。
本格的な和食をワインで味わうお店が増えてきています。赤、白のワインはおいてありますが、個人的な意見として、和食にはロゼが合うと思います。
魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインという組み合わせが一般的な考え方ですが。日本料理は、タンパクでもなければ、コテコテでもない、でも味わい深い。
うま味成分のグルタミン酸は赤ワインが合います。科学的な根拠はわかりませんが、緩んだ味覚を、赤ワインの渋みで、キュっと引き締めてくれるからでしょうか。
焼き物のような、素材の味を引き立てるような料理には、白ワインの辛みがアクセントになるのでとても合います。
和食は素材の味を引き立てて、ダシにこだわった料理がが多いため赤ワインでは素材の味を殺しすぎてしまい白ワインでは少し物足りなさを感じてしまします。
そこで、香り高く、ほどよい渋みを残しつつも辛さを感じるロゼこそ、和食にピッタリのワインだと思います。
和食を楽しめるお店に、まず、ロゼはおいていませんので、ぜひ、ロゼをメニューに入れてもらいたいです。
シメのウニリゾットはクセになるうまさです!ウニの焼きおにぎりとクリーミーなスープに混ぜて自分でリゾットにします。
ご飯のカリカリ感と、ウニとクリームスープのまろやかさが最高です。もう一つ頼んでしまいたいくらいでした。
牡蠣入レ時 品川店は、広いお店ではないため、大人数で行くには少し席が狭いかもせ入れません。4人くらいで行くのがちょうどいいかもしれません。
オシャレにお手軽に割烹料理を食べるのに、適したお店です。デートで二人きりで行くもよし、上司との真面目な話をする場所としてもよいと思います。
ワイン片手に、牡蠣づくしを楽しんでください!
ごちそうさまでした!
牡蠣入レ時 品川店 店舗情報
ご紹介のお店 | 牡蠣入レ時 品川店 |
営業時間 | 17:00~24:00(23:30L.O) 金曜日 17:00~深夜営業 |
定休日 | 年中無休 |
アクセス | 品川駅港南口 徒歩2分 |
住所 | 東京都港区港南2-2-2 新富士ビル9F |