スマホで十分「魅力的な写真」が撮れます
飲食店ウェブ集客に欠かせないのは、おいしそうな料理の写真です。
まず、あなたのお店の料理がおいしそうに見えなければ、誰もあなたのお店に興味をもちません!
Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSやホームページ、オウンドメディアを作って、ブログを日々更新している方もいると思います。
写真にはこだわっていますか?おいしそうに見える写真は集客の命です。
料理の写真を撮って見たけど、なんだかイマイチ…上手に撮れない…と思っていませんか?
多くの人は画像の悪さをFacebookやInstagramのエフェクトでごまかそうとしますが、大半は、さらに不自然な写真ができあがります…。
そこで今回は「うまく写真を撮る方法を知りたい」という方に、これさえ知っておけば超簡単に魅力的な写真が撮れてしまう!貴重なノウハウをこっそり教えます。
実は、撮影ノウハウも重要なのですが、撮影方法と同じくらい重要なのは「編集ノウハウ」です。実際、プロのカメラマンも撮った写真は必ず編集を加えています。
編集ノウハウを詳しく知りたい方は『飲食店ウェブ集客は写真が命!スマホで超簡単!魅力的な写真の編集ノウハウ』の記事を参考にしてください。
これさえ知っていれば大丈夫!これで、今日から残念な写真とはおさらばです!
スマホサイズでキレイに見えれば十分
一眼レフのカメラを用意して写真を撮れば、プロでなくてもそれなりにキレイな写真は撮れるでしょう。
しかし、とても手間がかかり日々の更新には不向きです。
最近の傾向としては、SNSやブログはスマートフォンで見られることが大半です。
そのため、スマートフォンで見たときに、キレイに見えるクオリティーであれば十分なのです。
最近のスマートフォン(iPhone・Android)でも十分なクオリティーで写真が撮影できます。
どうせ、スマートフォンで見るのだから、スマートフォンで撮る以上のクオリティーは必要ないのです。
写真は撮り方6割り、編集4割り
スマートフォンで撮影した写真はInstagramのエフェクトやアプリで後から修正ができます。
しかし、撮れている被写体(写したいもの)がブレていたり、アングルがイマイチだったりした場合には後から直すことはできません。
そのため、スマートフォンでの撮影であっても基本的な「構図」や「焦点」「ライティング」といった知識をおさえておく必要があります。
撮り方6割り、編集4割りで写真の良し悪しが決まるのです。
どんなに編集テクニックがあっても、元の写真が悪ければ、編集しようがエフェクトを使おうが、魅力的な写真にはなりません。
まず、撮り方で失敗しないために、おさえておくべき基礎知識をご紹介します。
撮り方で失敗しない写真の基本知識
スマートフォンで撮影でも、基本的なカメラ撮影の知識がある人とない人では、取れ方が大きくかわります。
一眼レフの撮影とは違い、特別な機材を使ったり細かい設定をする必要はありません。
重要なのは「構図」「焦点」「ライティング」の三つだけ覚えてください。
順番にご紹介します。
構図
構図を簡単に説明すると、撮りたいものバランスや配置を考えてセンス良く写真を撮影することをいいます。
日常的な風景をいかにして写真に切り取るかということから「切り取り方」ともいわれています。
プロカメラマンの写真が魅力的に見えるのは、高いカメラや機材を使っているからだけでなく、上手な構図で撮影されているからだといえます。
そのことから、プロでないあなたでも構図を覚えるだけで、今までの平凡な写真から魅力的な写真が撮れるようになります。
構図にはいくつかの型があります。これらを覚えれば、あなたの写真がクオリティーが格段に上がります。
一般的に使われている構図をご紹介します。
三分割構図
縦横に3分割した、画面の3分の2程度に被写体を収める構図です。
線と線の交わる場所にに写したいものを置いてピントを合わせるのがコツ。
日の丸構図
見せたいものをど真ん中にを置くベーシックな構図です。
力強さを表現できる反面、特に個性が感じられない構図ともいえます。
三角構図
上に行くほど小さく見える建物などの被写体を撮影する際に使う構図です。
高さを強調して立体的に見せることができます。
対角構図
リズム感や躍動感を再現する構図です。
まっすぐなもの、長いものや食べ物の撮影に主に使われます。
焦点
構図を意識することも重要ですが、根本的に撮りたいものがブレていたり、ぼやけていては、もとも子もありません。
焦点とは撮りたいものにピントを合わせることです。写真撮影をするうえで撮りたいものにピントを合わせることは基本中の基本です。
一眼レフカメラの場合は「絞り(F値)」というのを調節して被写体以外の背景をぼかしたりすることができます。
しかし、スマートフォンにはそこまでの機能はありません。
スマートフォンでは、画面上でピントを合わせたいところにタッチすることで自動的に焦点を合わせてくれる機能がついています。
料理の写真は、構図を意識した上で「一番おいしそうに見える」ところにピントを合わせると比較的良い写真が取れます。
スマートフォンの写真で意識することは、しっかり被写体がボケずに写っていればよいです。
スマートフォンの機能では被写体と背景との間が大きく離れている場合以外は、ほとんど「ぼかし」がかかりません。
背景をぼかしたい場合は、編集で後付けすることをおすすめします。
ライティング
構図と焦点を理解したら、次に重要なのはライティングです。
ライティングとは、光の強さや光の差す方向、角度を調整することをいいます。
写真を撮るうえで、ライティングはとても重要です。
ライティングを調整することで、影が現れ被写体に立体感が出ます。
影の角度や濃さで時間帯を表現したり、料理の照りやとろみ、シズル感にもつながります。
プロの現場では、専用のライト設備を使って撮影を行いますが、今回はスマートフォンでの撮り方なので、特別にライトを用意する必要はありません。
スマートフォンの撮影の際に心がけることは、ただ1つ!明るいところで撮影することです。
カメラ初心者によくいるのですが、暗いところで撮影をしようとする人です。
カメラは、光を吸収して画像を作る機械です。そのため、吸収できる光が少なければ、画像は暗く不鮮明になるのです。
暗い場所では、明るさを自動的に調整する機能が働き、粉っぽい印象の写真になってしまします。
吸収する光が十分にあれば、写真も明るくなり細かいところまで鮮明に再現できるのです。
日中であれば、自然光(太陽の光)が当たる屋外で撮影するのもよいでしょう。
また、暗いお店の中で撮影する場合は、光が十分に確保できるライトの真下で撮りましょう。
料理に光が当たることで、料理の「照り感」があらわれ、シズル感が表現しやすくなります。
おいしく見せるの撮影のコツ
- 構図を意識して撮影している
- 写したいものにちゃんとピントが合っている
- 明るい場所で撮影されている
この3つさえ守られていれば、もう、今までの平凡な写真ではないはずです。
さらに、料理をおいしく撮影するためのコツをこっそり教えましょう。
以下の3つを意識してみてください。
- 斜め30~45度のアングルで撮影する。
- やや寄りぎみ(ズーム)で撮影する
- 余白になる四隅を埋めるように小皿(副菜)を配置
料理に対して斜め30~45度は一番おいしく見えるアングルです。
実際に席について食べるときのアングルが30~45度なのです。
人間が食事をするときにいつも見ている見慣れた角度なのです。
そして、やや寄り気味(ズーム)で撮る理由は、料理の「照り」や「とろみ」と言ったいわゆる、おいしさを感じる「シズル感」を強調するためです。
また、写真はピントが当たっている場所だけでなく、まわりの余白もうまく使われている写真がよい写真とされています。
背景を調整て撮影するのは少し難易度が高いですが、コツは写真の主体となる物と四隅に対して斜めに副菜となる小皿やグラスなど配置すると比較的よい写真が撮れます。
背景の余白をうまく使いこなすことでさらに一歩上行くクオリティーになります。
まとめ
- 日々のSNSやブログ更新にはスマートフォンで撮影した写真で十分
- おいしく見えない写真に集客効果なし。写真にはこだわりましょう
- 撮影6割、編集4割。撮影で失敗した写真はどんなに編集しても残念な写真
- 構図を選びが写真の良し悪しを決める
- 焦点(ピントが)を合わせるのは、写真の基本中の基本
- ライティングでシズル感を再現する
- 料理に対して斜め30~45度は、一番おいしく見えるアングル
- 背景をうまく演出することで、一歩上行くクオリテ―になる
いかがでしたでしょうか?
飲食店のウェブ集客の命ともいえる写真をスマホで超簡単で魅力的に撮影するノウハウをご紹介しました。
すでにプロ並みの知識を手に入れたみなさんは、あとは実践あるのみです。
撮影をマスターしたので編集ノウハウを知りたいという方は『飲食店ウェブ集客は写真が命!スマホで超簡単!魅力的な写真の編集ノウハウ』 の記事で詳しく紹介しています。
ぜひ、今日からあなたのお店のウェブ集客に役立ててください!
“飲食店ウェブ集客は写真が命!スマホで超簡単!魅力的な写真の撮影ノウハウ” に対して1件のコメントがあります。
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