集客ノウハウ

こっそりWEB集客ツールの特徴をご紹介

インターネットの普及から、多くのお客さんは、インターネットで検索をして、お店の情報を取得してから来店するというのが当たり前となった現代。

飲食店の集客には、グルメサイトやSNSなど活用するのは当り前になりました。

しかし、本当にそれぞれの特徴を理解して利用していますか?

「今までなんとなく集客ツールとして取り入れてきた方」「誰にも言えないけど、まだWEB集客ツールを取り入れていない方」のための内容です。

今回はこっそりグルメサイト、SNSといったWEB集客ツール、それぞれの特徴をご紹介します。

あなたのお店にとってBESTなWEB集客ツールを見つけてください。

グルメサイトの活用

グルメサイトとは、全国の飲食店の情報を、飲食店を探している人へ提供する検索サイトのことです。

飲食店の情報は、飲食店を利用するお客さんのほか、お店自ら掲載することも可能なため、お店を探す方とお店をつなぐ、マッチングサービスとしても機能しています。

グルメサイトそれぞれの特徴があるので使い分けましょう。

ぐるなび

老舗グルメサイトとして知られる「ぐるなび」は、店舗側の情報発信がメインとなります。

会社の飲み会やパーティー、接待など団体で利用する際に使われるグルメサイトです。

初めて訪れた地域でお店を探す場合には、あまり利用されておらず、商圏内の会社やコミュニティーが大人数での利用を目的としてお店を探す場合に、多く利用されているのが特徴です。

食べログ

価格コムが運営する最大級のグルメサイトです。他のグルメサイトに比べアクセス数が多いのが魅力です。

食べログは、新規店舗の開店と同時に、無料でページを作ってくれます。そのため、掲載数が一番多いのです。

初めて訪れた地域でお店を探す場合の利用度も高く、一人客がお店を探すときにも多く利用されています。

お客さんの口コミや評価の影響力が強いのも特徴です。

ホットペッパー

リクルートが運営するグルメサイトです。

もともとクーポン付きのフリーペーパーだった流れを引継いで、掲載しているほぼすべての店舗にクーポンが付いているのが特徴です。

Retty

記事として読める新しいタイプのグルメサイトです。すでに、食べログのユーザー数を超えています。

投稿者ベースなのが特徴です。全ユーザー実名登録しているため、口コミの信頼度も高いといわれています。

Googleマイビジネス

Googleの他のサービスと連動させることができるお店のPRページです。電話番号や住所からの経路検索をGoogle検索で実行できるのが特徴です。

Googleマップ上にも「店名」が表示されるようになります。

Yahoo予約飲食

日本最大のWEBサイトであるYahoo!が運営しており、お客さんの口コミは、同時にyahoo!口コミにも掲載されます。

SNSの活用

SNSとは、Social Networking Serviceの略で、社会的つながりをつくるサービスという意味合いがあります。

SNSはチラシ配りやメールマーケティングよりも少ない労力で多くの人に届けることができるというのが大きなメリットです。

一度フォローしてもらうか、友達になると定期的にキャンペーンの情報を届けてアピールすることができるため、長期的な関係を築きやすくなります。

LINE@

LINEと連動した販促ができます。開封率が高いのが特徴です。メッセージ配信機能だけでなくクーポンや予約機能、ポイントカード機能など充実したツールです。

Facebook

Facebookはクリック率から関連性の高い記事を優先的に配信するアルゴリズムがあり、顧客との関連性を深めていく上で重要なツールです。

また情報の拡散が手軽で早いのが特徴です。

Twitter

つぶやき感覚で行える、一番手軽な配信方法です。キャンペーンの告知でDM代わりに使われています。

ユーザーは匿名での登録のため、記事の拡散力は、実名登録のFacebookに比べ高いのが特徴です。

Instagram

写真のみの投稿でコミュニケーションをとるサービスです。

「いいね!」を押してもらってもFacebookのように拡散しないので、あらかじめお店に合せた「#(ハッシュタグ)」を用意してコミュニケーションのキッカケを作りましょう。

「Instagram」は圧倒的に女性に利用が多いというのが大きな特徴です。

ホームページとの連動が推奨

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSは、それ単体で運用するよりホームページと連動することでより効果を発揮します。

SNSの特徴は更新しやすく、絞られた顧客に情報を届けることができます。

SNSが新しい情報をリアルタイムで発信し、顧客とのコミュニケーションが可能になるため、イベントや新商品の情報などを有効に伝えることができます。

その一方で、ホームページにはデザイン上の制限が少なく、豊富に情報を掲載できるという利点がります。

情報を蓄積して必要な情報を網羅的に届けるのに適しています。

写真が豊富に載せられるため、料理の美味しさを伝えるのに、とても有効です。

お店のブランディングにはホームページは重要です。

まとめ

いかがでしたか?

それぞれのWEB集客ツールの特徴が理解できましたか?

結論からいうと、どのお店にも有効な集客ツールはありません。それは、お店ごとに有効なツールが違うからです。

「食べログ」が有効なお店もあれば「ぐるなび」が有効なお店もあります。「Facebook」が有効なお店もあれば「Instagram」が有効なお店もあるのです。

こればかりは、一度取りいれて効果測定してみなければ集客効果はわかりません。

最初のうちは、いろいろな集客ツールを取りいれてみて、効果が得られないものは徐々に削っていくという方法が、お店に一番効果的な集客ツールを見つけ出す方法です。

今回紹介したWEB集客ツールの中で、まだ取り入れていないものがあったら、ぜひ、今日から取りいれて見てはいかがでしょうか?