見慣れない漢字は「読みにくい文章」

漢字で書く必要があるのか?

日本語には、「漢字・ひらがな・カタカナ」と3つの方法で表記することができます。それぞれの表記の違いは、サイトのイメージやSEOの観点から選ぶとよいです。

しかし、パソコンやスマートを使ってライティングをすると、簡単に漢字変換ができてしまうため、どうしても漢字表記が多くなりがちです。

漢字をたくさん使った方が、「賢い印象」に思うのかもしれませんが、読者としては、見慣れない漢字が並んでいるのは「読みにくい文章」なのです。

見慣れない漢字を並べると、読者に「読みにくさ」を感じさせてしまいます。これは、ページの直帰率にもつながります。

少しでも読者の脳の負担を減らすために「この表記は漢字で書く必要があるのか?」ということを考えてブログを書くようしましょう。

漢字を「ひらく」

漢字表記をひらがなにすることを「ひらく」といいます。漢字を適度にひらくことにより、文章自体がやわらかい印象になります。もう一つのメリットは漢字の使い間違いを防ぐことができます。

しかし、ひらきすぎて「ひらがな」ばかりの文章になってしまうと、幼いイメージになり逆に読みにくい文章になってしまうので、ひらき過ぎず、適度にひらくことが重要です。

ひらいた方がよい漢字一覧表

漢字を開くルールに関しては、出版業界で各社固有のルールがあるようですが、絶対にこうしなければいけないという決まったルールはありません。

そこで、読みやすい文章を書く上で一般的にひらいた方がよいとされる漢字ををご紹介します。

漢字表記 ひらがな表記
敢えて あえて
貴方 / 貴女 あなた
予め あらかじめ
改めて あらためて
併せて あわせて
余り あまり
或いは あるいは
有難う ありがとう
言う / 言わば いう / いわば
致す / 致します いたす / いたします
頂く / 戴く いただく
所謂 いわゆる
如何 / 如何に いかん / いかに
何時 いつ
一旦 いったん
今更 いまさら
未だ いまだ
嬉しく うれしく
うわさ
置く おく
各々 おのおの
概ね おおむね
及び および
~(に)於いて ~(に)おいて
必ず かならず
且つ かつ
構わない かまわない
くぎ
下さい ください
~頃 ~ころ / ~ごろ
~毎 ~ごと
こと
子供達 子どもたち
更に さらに
暫く しばらく
喋る しゃべる
即ち すなわち
~(に)過ぎない ~(に)すぎない
是非 ぜひ
但し ただし
ため
讃える たたえる
出来る できる
共に ともに
殆ど ほとんど
~程 ~ほど
欲しい ほしい
中々 なかなか
何故 なぜ
~等 ~など
まで
全く まったく
無論 むろん
滅多に めったに
元に / 基に もとに
下で もとで
故に ゆえに
余程 よほど
良い よい
宜しく よろしく
わけ

 

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