インスピレーション
日本国内では、知ることのできない海外の飲食店情報をご紹介!あなたのお店のストアコンセプトや新たなビジネスのアイデアとして参考になるはず!
セレブに人気のエッグベネディクト!Sarabeth’s(サラベス)
ニューヨーク、マンハッタン、フロリダで10店舗、日本にも4店舗(東京、新宿、品川、大阪)、台湾に1店舗、韓国に1店舗展開する有名な朝食レストラン「Sarabeth’s(サラベス)」2017年には名古屋、ドバイに1店舗、台湾にも、もう1店舗展開する予定です。
「Sarabeth's」の代表メニューは、エッグベネディクトではないでしょうか?
イングリッシュマフィンの上に、脂肪分の少ないカナディアンベーコンと、とろけるポーチドエッグを乗せ、オランディーズソース(バター、レモン、卵黄のソース)をかけた上品な料理です。見た目から味まで、まさに芸術といえます!
ニューヨークのスローな朝の始まりにピッタリ!セレブにも人気のある朝食です!もう、食べましたか?
ニューヨーク、マンハッタンからアジアでも有名になったレストラン「Sarabeth’s」ですが、実は「ホームメイドジャム」から始まったお店だったことをご存知でしたか?
シェフのサラベスとパートナーのビルとのストーリーを少しご紹介します!
サラベス・レヴァインのストーリー
サラベスは、W.Cボストンを卒業後、すぐに結婚し2人の子どもがいたが、後に離婚。しかし、義理の母からパンや焼き菓子の豊富な知識を学んでいました。
サラベスは、最初からペイストリーだったわけではありません。保母さんから歯科助手、水着のデザイナーなど、様々な仕事を経験していました。
1981年に後のパートナーとなるビル・レヴァイン(Bill Levine)と出会うことになります。Billはニューヨークのアッパーウエストサイドで小さなベイカリーカフェを開こうとしていました。店内は数席しかない小さなお店です。ビルは、何かよいアイデアはないかと探しているところにサラベスと出会いました。出会って間もなく、ビルはサラベスこそが、まさに秘策であることに気が付いたのです。
参照元:Sarabeth's HP(http://www.sarabeth.com/Our-History_ep_65.html)より
小さなベイカリーカフェの人気商品は、オレンジアプリコットマーマレードでした。これは、サラベスが秘密に守りぬいてきた、母方のおばさんから受け継いだ、決して忘れることのない特別なファミリーレシピでした。
サラベスは、毎日ビルのカフェのためにアパートのキッチンでオレンジアプリコットマーマレードを作り、舌の肥えたニューヨーカーを喜ばしていました。
これが、Sarabeth’sの始まりです。
Goddess of Bakedom 「焼き菓子界の女神」
シェフであるサラベスは健康面と安全性を考え徹底的に材料にこだわっています。そして、ホームメイドフードであることと繰り返し口にしています。
「 信用できない料理をつくるための装飾されたキッチンなど持つな!」とまで言っているほど、こだわりがあるのです。
サラベスは、“Gooddess of Bakedom”との異名を持っています。和訳すると「パンや焼き菓子界の女神」 BakedomとはBake(パンや焼き菓子を焼く)とKingdom(王国、世界)を足した造語です。その理由としては「サラベスの気に入らないものは、断固として提供しない」というこだわりがある故です。ブランドの正当性を保証するために20年以上、専門シェフを雇うことなく、サラベス自身がキッチンに立っていたといいます。
サラベスとビルは、今もまだ、アッパーウエストのアパートメントで過ごしています。4人の子どもと12人の孫に恵まれ、ガーデニングや編み物、ゴルフを楽しんで過ごされているそうですよ。
セントラルパークを眺めながら、本場ニューヨークで朝食を!
もし、ニューヨークで本場の「Sarabeth’s」に食べに行くのなら、ロケーションとして、セントラルパーク・サウス(40 Central Park South)のお店に行くことをお勧めします!
ここは、セントラルパークの下の部分に位置しています。窓からはセントラルパークを見ることが出来き、最高のロケーションで朝食を味わえます!
ブレックファーストとブランチは15時までオーダーすることが出来ます。この辺のルーズさも、まさにニューヨークといった感じです!
シンプルなのに、なぜか美味しい「バターミルク・パンケーキ」
エッグベネディクトと並んで人気のブレックファーストは、パンケーキです!本当のパンケーキのおいしさを知りたければ、バターミルク・パンケーキを注文してください!
バターミルク・パンケーキはとてもシンプル!濃厚なバターミルクとメープルシロップだけで食べるクラシカルなパンケーキです。シンプルなのに、これがたまらなくおいしい!
パンケーキなんかどれも一緒だとおもっている方には、ぜひ食べてもらいたいです!パンケーキの歴史が変わりますよ!
サラベスに興味をもったという方は、ぜひオフィシャルブログを覗いてみてはいかがでしょうか?焼き菓子の女神のアイデアが公開されています!
※内容は英語です。
Sarabeth公式ブログ: goddess of Bakedom
ニューヨークのお土産に、Sarabeth’sホームメイドジャムを買うのも忘れずに!
参照元:Sarabeth’s Gift
http://www.sarabeth.com/Gifts_c_11.html
アメリカ国内とアジア、16店舗で成功を収め、さらに約1400㎡のジャム工場と約400㎡のパン工場をもっています。
30年以上も有名なパティシエであり、賞をとったジャムメーカーであり、レシピの本も著者でもあります。
小さなベイカリーカフェから有名店、タイニーチェーン店への展望を遂げた成功事例とつです!
あなたのビジネスやストアコンセプトに、何か参考になるのではないでしょうか?